ブレイクスルー後のピアノへの向き合い方
かなりミーハーな動機でショパンを弾こうと思った。
6月の最後。
それからずっとwant toで弾いてきた。
毎日は弾けないから、レッスンのない日に。
でも、5ー6時間は好きで弾いていた。
そのうち、家族から言われるようになる。
「もうすぐなんかあるの?」
「・・・」陽子
「あれ?発表会?」
「・・・」陽子
「なんかテストでもあるの?」
「・・・」陽子
「何時間も最近弾いてるけど、本番?」
ええいっ!!
うるさいわい!
私がピアノ弾くとなんか、本番あるって
ないと悪いのかぁぁぁ
って、たいしたじゃないけど、ちょっと拗ねてみた。ぷんぷん。
それで、
ハットした!
そっか、今までは、本番ありきの練習だった、なって!
でも、あきらかに、
かつてない最短コースで弾けて来ている!
も、もしや!
これは!
つ、使える。
ふふふ。
陽子の脳内、ただいま悪知恵が。
これを今から有効活用します。
うまくいったらシェアします。
レッスンから三日後なり〜
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ブレイクスルー後のピアノへの向き合い方
ブレイクスルー前からこの兆候はあったんだけど、
ブレイクスルー後、自分の中で確定した。
しなければならない【have to】でずっとピアノを弾いてきて、
自分がピアノが好きなんだか、嫌いなんだかよくわからなくなってしまった。
そんな少女時代。
でも、これを仕事にした時、
目標がいろいろ出てきた。
目標があれば、ピアノを頑張れる自分に確かに救われた。
なぜって、目標を達成出来ると、気持ちいいから!【ニーズが満たされる】
大学〜楽器店講師〜グレード受験〜コンサート出演〜指導者検定〜
全部、目標が私を動かした。
そうすることで、
【ニーズ】 が満たされた。
ピラミッドの2段階 (マズローの欲求説) まできた。
でもこれはやっぱり 【have to 】なんだよね。
一番の上の【価値】
【価値】とは、目標がなくても何時間でもしていられること。
【want to 】
ピアノを弾くことが、私の【価値】であり、【want to 】なことになった。
本当に何時間でも弾いていられる。
楽しい
時間を忘れる。
先日、先生が何処かで弾いてみたらって 、
レッスンの最後に言ってくださった。
もちろん人前で弾くのは楽しいし、
嫌いじゃないから、出てみようと思う。
でもふと気付いた。
あゝ
何処かでなくても、私ずっとこの曲弾いていられるなぁって。
そんな自分にびっくりした。
ずっとレッスン室にいる。
【have to 】で弾いているのとは全く違う感覚。
【want to 】で弾く感覚。
心なしか、弾けるようになるのも早い気がする・・・