2008年ご報告

2008年ご報告
成 果
5月、みんなでピティナコンペティション予選会視察。
あまりのレベルの高さに特訓を決行。ビンゴ作戦でたのしく特訓??
DVDで生徒さんのビフォーアフターをみてもらい、
その成長ぶりにびっくりされた方も多かったようです。

2008,6~7月 ピティナ コンペティション 地区予選
A1級 (小2まで)、B級(小4まで)、C級(小6まで)、
連弾初級A(小4まで),連弾初級B(中3まで)に、17名の生徒とチャレンジ。
予選 奨励賞 B級 Yちゃん
本選進出 B級 Tちゃん、C級 Kちゃん
優秀賞 連弾初級B Kちゃん&Yちゃん組
全国大会 奨励賞  Kくん&Kくん(他教室)組

全国大会の結果は帝国ホテルの盛大な会場で行われました。
特級グランプリの発表も控えていて、興奮した空気。
その後は、みんな着飾って、立食パーティ。
有名審査員の先生方に一緒に写真を撮ってもらったりと生涯思い出に残る体験となりました。

グレンツエンコンクール
小5~6年の部 準優秀賞  Hちゃん
新町小学校6年恒例 市の音楽会
Kくんが伴奏者として選出され伴奏してきました。
クリスマス会
中学生の部は、高校生になった先輩をお呼びして、気軽にパーティー。
いろんな話を聞きました。
小学生の部は前半と後半に分け、みんなでハンバーガーやケーキのデコレーションに挑戦。
たのしそうな笑顔があふれました。ビンゴやプレゼント交換も楽しかったです。
12月21日~26日、1月24日 カワイ子供・音楽コンクール
入選  連弾B Kくん&Kくん組
入賞  連弾B Mちゃん&Mちゃん組
    Bコース Kちゃん、Kくん
    子供  Kちゃん
2月28日 発表会 福生市民会館にて
発表会のタイトルを手紙とし、未来の自分に手紙を書き、未来の自分からメッセージ届く・・・
こんなストーリーのある発表会にしました。
去年に引き続き、今年も生徒と作る発表会。
スタッフを高学年の生徒にお願いいたしました。
リハーサルから、当日の司会、誘導、舞台、会場など。
低学年のいすの上げ下ろしや足台のセッテイングなどすべて生徒にやってもらいました。
実行委員会 Sちゃん・Hちゃん・Mちゃん・Aちゃん・Kちゃん・Yちゃん
新町中 3学期 名物合唱コンクール
教室からは1年ゃん・Hちゃん・Nちゃん・Iちゃん・Hちゃんたちが選出
2年Yちゃん、3年Kちゃん。Yちゃんはみごと伴奏者賞をもらいました。
グレード合格実績
13級 4名  12級 5名  11級 5名  10級 6名
 9級 2名   8級 4名   7級 1名
おめでとうございます。
コンクールチャンレンジ賞
15回表彰     Kちゃん
10回表彰     Yちゃん      Kちゃん    Kちゃん
 5回表彰     Yちゃん     Mちゃん    Mちゃん

2008年 発表会

 2月1週目、息子の受験ため、すべての業務を休止していました。
 もちろんレッスンも。
 でも、気がかりが。
 それは・・・
 発表会。
 教室の一大イベントである発表会が3週間後に控えていたのです。
 2週目から、パワー全開で発表会に向けての準備が始まりました。

 特訓編

 当然まずは特訓です(笑)。
 目標(発表会)が明確になっているので、行動は比較的おこしやすいです。

 環境を整えてあげることで機能しました。
 なるべく教室で練習できるようにしました。
 私は金曜日を定休日にしているので(週4日稼働)
 イベント前はこの金曜日が効果を発揮します。

 もう一つは小成功体験をつませる・・・承認
 何か少しでも上達させ、そこを承認。
 自分で上手になっているのが感じられると、行動は促進していきます。
 少し時間がかかっても、とにかく教室で上手にさせて帰す。
 これを徹底してやりました。

 企画編
 
 私の発表会は企画ものです(笑)
 毎年何かしらの企画を考えます。
 今年は
     手紙~十五の君へ アンジェラアキ
     みんなのうた・中学校の合唱コンの課題曲
 を使いました。
 タイミングよく郵便局主催(なるほど~~)の手紙コンクールなるものを発見。
 これをダシに使おうと思いました。

     未来の自分に手紙を書く
     未来の自分から返事が来る

 おおおお~~~
 コーチングだ~~
 ぴったりということで、みんなでコンクールに応募するという目標で
 手紙を書いてもらい、それを発表会のプログラムとMCで流すことにしました。

 これをそもそもした目的は、もっと子供のバックグラウンドを知ってもらいたいという思いからでした。
 どうしてもコンクールにバンバン出る子、賞をもらえる子が脚光をあびていますが、
 まだ成果は出ないけど、ひたむきに頑張っている子。
 ピアノではまだ目立たないけど、他のことで頑張っている子
 いろんな子がいます。

 そんないろんな視点で、その子、その子の演奏を聞いてもらいたいと思いました。
 かわいいもの、むじゃきなもの、コギャル系、ぐっと思春期の重たいのまで
 こちらの思惑通りでてきました。

 プログラム作りは大変だったけど、(全部パソコンで作りました)
 演奏+その子のことが伝わったと思います。

 コーチング的にいってもこれはいい!!

 一番人気はパティシエ。
 未来のパティシエになった自分に手紙を書いていました。

 企画編2
 ピティナをパクッてコンクール継続表彰なるものを去年からはじめました。
 今年は発表会でやってみようと、賞状と記念品を用意。
 15回・10回・5回でします。
 まさに勇気と努力に拍手を送ってほしいと思いました。

 合唱編
 毎年私も少し弾くのですが、今年は手放しました・・・
 でも、私も何か楽しみたいな~と思っていました。

 今年は私自身も楽しむ

 ナイスタイミングなことに、
 近隣の中学校では毎年この時期合唱コンが開かれます。
 12月に一斉に伴奏者が決まりました。
 な~んと教室から8名が選出。これはすごいことです。
 当然発表会に出るどころではなくなってきました。
 結構難しいんです。

 そこで・・・
 発表会に伴奏で出てもらったら。
 自分でもぐっとアイディアだと思いました。
 でもさすがに歌がないとまとまらないな~~

 !!!

 即席合唱団を作っちゃえ!!
 ってなわけで、生徒の家族まで公募し、即席合唱団を作ってしまいました。
 私も歌いまくったって楽しもうと思いました。
 一人合唱をやっているママさんがいたので強い味方です。

 2月の特訓と合わせて、合唱練習もスタートです。

 実行委員会編
 前回の発表会から、私がこだわって、していることがあります。
 それは
     みんなでつくる発表会!
     準備から生徒にもどんどんさせよう!
 でした。

 具体的には実行委員会(5年~中学)を作りました。
 実行委員長は6年のSちゃん。
 リーダーシップとる方ではないけれど、サポーターで
 ある程度、段取っておけばしっかりやってくれる責任感の強い生徒。
 適任です。
 MC2名、舞台2名、誘導1名、舞台監督1名、ホール2名
 とまあこんな感じです。

 去年もこのような形を取りましたが、舞台わきで陽子が待機。指示は出していました。
 今年は大胆にもそれをせず、客席から演奏をみることに集中したい。
 基本、舞台わきにはいかないと決めました。
 でも一歩間違うとドタバタがホールも伝わってしまっては、
 せっかく来ていただくお客さんに失礼です。
 さてどうしたものか・・・

 そこで考えたのは
     もちろん実行委員たちに段取りをしっかり伝えること。
     トラブルが起きてもあわてないように、時間を余裕もって組む。
     (終了時間で次にひき渡さなければならないので・・・)
     演奏する生徒たちにも、移動方法、出の瞬間を伝えておく
 でした。
 実際やったことは、出方のリハーサルをしました。
 それも係の子にまかせて、私はレッスン室に入らず、控えの場所で説明を担当。
 子供たちには、実行委員のだれが何の担当で、困ったらこれはこの子に聞いてと
 大まかに説明。あとは任せました。

 リハーサル後、どう?心配なことは?と聞くと
     ノープロブレム!!
     まっかせなさ~~い
 と言われてしまいました。

 肩すかしのような、この自信が怖い・・・と思いつつ本番へ

 いよいよ本番編
 
 朝9時、会場に行くともう生徒さんが集まっていました。
 インフルエンザがはやり2名ほど直前の練習は、×
 何とか来られると連絡が入ったものの、具合悪いのを
 なんとかだましだまし参加する子が別に2名出てしまいました。

 舞台セッティング後すぐに、合唱リハです。
 ゴスペルに入っているお母さんが仕切ってくださっています。

 受付や搬入などもみんなお母さんたちが手伝ってくださいました。

 10時開演。
 1ベルの時に、実行委員の生徒たちに、確認だけして
 私は本当に客席にいきました。

 MCが入り、舞台係の生徒が、イスの上げ下げと足台&ペダルを設置。

 そして生徒が出てきて演奏。
 その生徒もちゃんと裏で送り出す誘導の係がいます。

 そんなんで何事もなく、1部が終わり。
 時間みるとあらまあ~
 予定より早い!!

 2部は少し前倒しで始まりました。
 連弾とソロです。
 この頃にはMCもとても上手になっていました。
 最後の最後、スペシャル演奏。
 私が新卒から来てくれていたMさん
 一時お休みしたこともありましたが数年前から復帰。
 けっこうバリっとした曲ひけるので、
 発表会にぜひ出て~とリクエスト。

 他はやはり子供の演奏という感じでしたので・・・
 本当に忙しい中で、レッスンにきてまた職場に(公務員)
 帰るということもたびたび・・・

 でも素敵な演奏でした。聞いていたお母さんからも
 しまりましたね~~とフィードバック。

 でも私が感じてもらいたかったのでは、
 大きくなっても仕事をしてもピアノ続けられるよ!
 というメッセージでした。

 コーチングでいうところのモデルをみつける・・・かな

 本当にありがとう。Mさん

 2部と3部の間にコンクール継続表彰をいれました。
 私は、目の前の生徒をみて、
 そっか~こんなに出たんだ~
 と思い返し、よくがんばたよね。
 そんな無言の会話を一瞬交わしたように思いました。
 それに対して、最大限の承認と思い、笑顔が出たのですが。
 
 発表会が終わってこんなメールがお母さんからきました。

  こんばんは!
  今日はお疲れ様でした!
  とても楽しい時間を過ごせました
  アッとゆうまに終わってしまった感じがします
  先生が子供に賞状を渡しているのを見た時の笑顔に
  私は今子供にこんなに優しい顔していたかな?ととても考えさせられました
  忙しいからと後回しばかりしていた自分が恥ずかしくなりました
  今日は先生に私も教えてもらえたようです
  素敵な時間をありがとうございました

 3部はいよいよ合唱の部です

 1、ポニョ 低学年の子と姉妹がでます。
 かわいいです~~

 2.怪獣のバラード これも低学年の子と母たち
 これは合唱コンの曲 

 3.ONE LOVE 中学年 
 嵐好きが多いんです。

 4.COSMOS 高学年と母たち
 これも合唱コン

 5.手紙  全員

 終了後、みんなで写真撮影。
 その後、実行委員だけ残って写真撮影。

 私はその時こんな言葉を会場に向かって語っていました。

  今日は私は全く舞台裏のことはしませんでした。
  全部生徒に任せました。
  おかげで、今日は生徒の演奏を客席からゆっくり聞くことができました。
  よくやってくれました。
  そんな生徒のことをとても自慢に思っています。

 家に帰ってきて、私はある感覚にびっくりしました。
 その時は気が張っていて気付かないのですが
 帰ってきて、いつもはどっと疲れが出てきます。

 でも今回は、まったくなく!!
 どっと疲れた感はなく、自然体。
 はじめての感覚でした。
 発表会をして疲れないのは・・・

 いいわ~~これ~~
 まさに実感。

 すぐに私は次の行動に移れます。
 次は?
 長男の謝恩会実行委員と確定申告です。
 がんばろっと!