?次男がブレーキをかけ、完璧停止してしまいました。
この間のセッションから10日後・・・
朝起きて、覇気がなく、疲れ切っています。
ぼうっとして、反応も遅い・・・
今日は、塾の模試の日だったけど、弱気な声で、
「行かなくちゃ、ダメかな?」と
つぶやきが漏れたので、思い切って休むことに。
どうしたの?って聞いたら
「目標がなくなって、やる気になれない。」
って、ドキっとする発言が。
私の方がどうしよう・・・と【不安】になりました。
模試、受けなくていいのかな?とか、
こんなやる気のない状態になって、大丈夫かな?
【不安】【焦り】
こんなことぐらいで、へこたれて情けないとも。
【否定】
放っておくと、ナガティブ的な感情がどんどん湧き上がってくるから、
母親とは、まったくもって、厄介な生き物です。爆
とにかく、世の受験ママが、感じるであろうネガティブ感情が
ボンボン入ってきました。
そっかぁ、そっかぁ。
次男のことは一旦棚にあげて、まずは自分の気持ちに、
向き合ってみました。
ふぅぅぅ。
受験ママの自己受容も、大事ですよね。
・・・・
さて、落ち着いたので、ちょっと線をひき、コーチの視点。
彼から出てくる【言葉】は聞いていいのだけれど、
そのまま鵜呑みにしては、危険です。
これまでも、言葉をまるまる信じて、振り回されたことが何度も。
失敗経験からの、大事なリソース(資源)です。
今も、ナガティブな言葉がいっぱい彼から出てきます。
諦めの言葉。
投げやりな言葉。
逃げようとする言葉。
こういう時は、本音を聞きます。
言葉と本音には、だいぶ距離があることが多いのです。
ところが本音は大事に、何十層にもオブラートに包まれていて、
なかなか見えてきません。
多分本人さえも気づいていないでしょうね。
しゃぶしゃぶに誘い、
オブラートを丁寧に剥がしていきました。
話を聞いたり、感情にアクセスする質問したりしながら。
image.jpg
そっから出てきたネガティブ感情は
【心配】
しかも、どうやらお金の心配みたいです。
以下は、次男の勝手な思い込み。
行きたい都立は、頑張っても『きっと』落ちちゃうだろう。
私立に行くようなことになったら、自分も家族もお金に『きっと』困るだろう。
志望の都立を下げたら、『きっと』満足行く高校生活は送れないだろう。
『きっと』『きっと』『きっと』・・・・
ナガティブ『きっと』を勝手に作り出し、
マイナススパイラルを形成してしまい、ぐるぐる下降して行っています。
それで、目標の高校がなくなってしまい、勉強する気にならない。
これが今の彼の状態のようです。
ブレーキを自分でかけてしまい、まさに車が止まってしまったのです。
ならば、一番の根っこ。
お金の心配、お金のブレーキを外そうと、話し合い。
「親の力を信じてくれよ!なんとかなるからさぁ。」
といっても、どうやらバッチリブレーキをかけてしまって、
なかなか外れません。
「一体どんな条件が揃えば、とりあえずお金の心配から解放されるの?」
って聞いてみたら。
「スタインウェイ買っても余裕があるくらい。」
???
たら?り。汗
それは、君、君。
無理難題ってもんでしょう。
と、言いかけた瞬間、自分もブレーキをかけていることに気づきました。
まったく親子してねぇ。汗
でも、スタインウェイっていうのがうちの子らしい。ははは。
君たちが社会に出たら、
絶対買ってやる?と妙に奮起した陽子でした。
とりあえずブレーキは、外れなかったものの、ブレーキの正体は見極めました。
このあと、Tコーチとのコーチングセッションなので、
どうなるか見守っていきます。
◆よろしくお願いします。
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