ウィーンにテレポーテーション?
プレ様の今夜のプログラムは、ウィーンを感じさせるものばかりでした。
まずはモーツァルトソナタK310
私には、プレ様が、モーツァルトの曲をおもちゃに、
SHIGERU KAWAIと
音遊びを楽しんでいるように聞こえてなりませんでした。
モーツァルトがウィーンでであったハプスブルク家の人々との
楽しいエピソードなどか、思い出され、
私はシェーブルン宮殿にテレポーテーションしてました。
しばしプレ様のBGMでシェーンブルン探索。
(妄想かなり入っています。しかも贅沢!)
かわいいモーツァルト少年が、ケラケラ笑いながら走り回っているのが
見える?聞こえるようでした。
ウィーンへテレポーテーションその2
お次はシューマン、ユーモレスク。
シューマンとクララの愛の物語にどっぷり浸りました。
楽友協会でみたクララの像。
どれだけシューマンに愛されたか?
女性としてそれは、やっぱり素敵なことだなぁと。
そんな愛の物語にぴったり。
プレ様のロマンティックな音がたっぷり聞けました。
ウィーンへテレポーテーションその3
最後はベートーヴェン
ソナタの10番は、ベートーヴェンの自分の未来に対する希望感とかが
感じられました。
そう!
ウィーンの生活は、もちろんいいことばかりではなかったかもしれなかったけど、
輝いていたんじゃないかしら!???
プレ様のピアノは、そんなキラキラの音でした。
またしてもウィーンにテレポーテーション。
私が見たウィーンのキラキラに包まれました。
建造物、美術、歴史さえもキラキラ輝いていて!!
ところがこの後、暗雲立ち込めます。
ソナタの17番テンペスト。
不安や焦りや、悲劇的な何かを感じさせる和音。
胸騒ぎをおぼえる、そんなプレ様のベートーヴェン。
気づいたら、私はハイリゲンシュタットの遺書の家にいました。
ここで聞いたベートーヴェンの話・・・
ふと気づくと、拍手。
そこは津田ホール。
ウィーンへの回想旅行は終わっちゃいました。
はぁぁ。終わっちゃった。
でも、素敵な音楽でした。
プレ様ありがとう。
◆よろしくお願いします。
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