どんなに優秀なコーチになっても、
なったからこそ、自分からフィードバックを取り行きます。
なぜなら、
リアルで自分の後ろ姿は見えないからです。
リアルで真上から自分を見ることはできません。
先日の室内楽のステップ。
チェロ奏者の谷口先生が、
どんなに有名な演奏者でも、ステージ上の音しか聞くことができないので、
自分の音は一体どんな風に客席に聞こえるのかと、思案する。
永遠の課題であると言っていました。
だから、
客席で録音したり、人からのフィードバックをもらいながら、
調整して行くんだそうです。
どんなに経験を重ねてもだそうです。
一緒だ。
むかーし、コーチング界でかなり有名な
フィードバックのきついコーチに
単発セッションしてもらったことがあります。
号泣。玉砕でした。(?_?;)
それをマイコーチにいうと、
彼女のコーチングには、プレゼントが含まれているからなぁ。
って、意味不明回答が??
あれが、プレゼントなんかい? (; ̄O ̄)
って、そん時は、落ち込んだものでした。
そう、プレゼントだったんです。
私がリアルで見れない映像を見せてくれただけ。
背中、頭、下から。
まだまだ未熟な私は、その何ともみすぼらしい自分を見てしまい、
がっかりした。
ただ、それだけのことでした。
フィードバック=プレゼント
さて次男が、少し前からものすごい荒れ始めました。
私もさすがに面食らいました。
ついにきたなぁ。受験怪獣!
と言ったところでしょうか? ((((;゚Д゚)))))))
私なりに状況を次男のコーチに報告しました。
イメージですが、
私と次男の距離が1m。
すると、私には近い分、次男の細かい部分がよく見えます。
言い換えると、ダメなところ、未熟なところもよく見えてしまうのです。
見えなくてもいいところが、見えてしまう・・・爆
ところが、そんな親子をちょっと、離れた客席で見ている人がいます。
次男のコーチ。Tコーチです。
彼は塾の先生でもあり、教育心理にも造形が深いようです。
特に、思春期と受験という事例をたくさん持っています。
先日、彼から素敵なフィードバック=プレゼントが飛んできました。
6回目のセッション後。
◆目の前に困難があるときに、
それを乗り越えようとする人と、
そこから逃げたり留まったりする人の差は、
「自分は変われる、成長できる」と思っているかどうか
だと心理学では言われています。
・・・・・
どうやら次男は今は、
「自分は変われる、成長できる」と思えていない。
だそうです。
おおぉぉぉ。まさにこれやぁ!!
すっごい、プレゼントが飛んできました。
そのあと、コーチからはある戦略の提示がありました。
「視点を変える」「体験をリソース化する」などです。
私もめちゃ共感。
敏腕コーチの戦略を、私も後方援護することにしました。
次男は「成功体験が見つからない」と言っていたそうです。
すぐに、これまでの次男の小成功体験リストを送りました。
書けば書くほど、いろいろ出てきました。
このリソースを使って次男とTコーチとの間でどんなセッションが繰り広げられるかとても楽しみです。
PTAでの思春期セミナーも控えています。
いい事例になったらいいなぁ。シェアできますものね。
私も素敵なフィードバック=プレゼントを贈れるコーチになりたいです。
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保科陽子、47才。
誕生日に思った出来事でした。
◆よろしくお願いします。
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