中途半端な自分
昔々、
子供ができて、実家で開いたピアノ教室。
家事が中途半端になった。
遊びに行かせて頂くお家は、どこも綺麗。?
はぁぁぁ。ってため息が出た。
ならば、子育て頑張るぞって!
でも、
周りには天才児がいっぱい。
ピアノの天才児。
記憶の天才児。
スポーツの天才児。
お勉強の天才児。
お仕事終わって、子供への教育がんばったけど、
でも、がんばったからといって、目を見張る成長や成果が出づらいのも
教育の特徴。
なんか、子育ても中途半端。
よっし!
仕事頑張る!
でも、成果のあげている先生は、午前セミナーに行きまくっていたり、
土日返上でそれに没頭していたり。
そこに、かなり投資していたり。
それは無理だった。
ああっ、仕事も中途半端だ。
自分もピアノ頑張ろう!
レッスンに行くも、やることだらけで、なかなか集中も
練習時間も取れない。
試験受けても落ちちゃうし。
はぁぁ、ピアノも中途半端。
手がけたコーチングも、
なかなか投資ばかりで仕事にむすびつかない。
コーチも中途半端。
そんな何にでも、かんでも、中途半端な時代がかなり続いた。
30代から40代前半。
きっかけは、自分にコーチをつけたのが一番大きかったかな?
コーチからは、種まきの時期だねって、言われ続けた。
そっかぁ。種まきかぁ。
ちょっと気分が軽くなった。
頑張れそうな気がした。
自分の中に
中途半端な量しか入っていないコップが幾つもあって、
でも、そこには日々、一滴づつ水 が入っているイメージを持つようにした。
我慢だ、陽子。
水は、確かに毎日着々と入っているよ!
要は、いつ溢れるかだ!
そんなことをコーチの言葉と共に、自分に言い聞かせた。
そしたら、ある時次々にコップがいっぱいになった。
まず長男のコップが溢れた! (ちがう、ちがう。)
ステージで輝く長男をみて、涙した。
そのあと、
お教室のコップ、
自分ピアノのコップ、
そして、
コーチのコップも。
家事のコップはというと、
へへへ。
旦那が、諦めた。
私が、きちんとやらなくてもいいというのをどうやら諦め、
代わりにいろいろやってくれるようになった!
(きゃは 陽子の勝利?)
中途半端な自分は苦しいけれど、
コップがいっぱいになるにはその時期が必要かな?
今新たに目の前にきた中途半端なコップを眺めて
うううっ
今度はこれねって苦笑中。
◆よろしくお願いします。
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