時に、受け入れ難い現実は、やってくる。
まだ小学生なのに、この現実を頑張って受け入れている生徒さんがいる。
我慢すると辛くなるから、レッスンで、小出しに話を聞く。
この3月に、転校することになった。
でも、レッスンにはこれる距離。
元来、そういうタイプではないのに、
合唱の伴奏オーディションにチャレンジした。
とっても穏やかな子。
耳が良くて、表現力もある。
なにより、寄り添うのがとってもうまい。
何度か一緒に連弾したが、ピカイチで気持ちいい。
でも、もともと持っているペースがかなりゆっくり目。
時間をかければ、いけるんだけど。
もらってきた楽譜は、ビリーフ。
ううっ。
期限を考えると、ちょっと厳しいか?
何度かレッスン見る中、
ついに、先に弾ける子が出てきてしまった。
でも、音楽の先生は、公平にオーディションするといってくれた。
「私は、結果に関係なく、チャレンジすることは、素晴らしいことだと思うの。
今回のことは、何より○○ちゃんの上達につながると思っているよ。
○○ちゃんがどうしたいか?
先生は、それを応援するよ。」
すると、頑張ってみたいと・・・
何が彼女を駆り立てたのだろう。
とにかく、効率よく期限まで持っていこうと、
パーツに分解して、弾きやすいところから潰して行こうと提案。
モチベーションが絶対、下がらないことが大事。
そうして、数週間。
昨日、レッスンだった。
一回だけ、つっかえて弾きなおしたけど、ペダルもいれて、最後まで弾き通した。
一緒に歌っていたんだけど、もう感動して、
不覚にも詰まって、途中から歌えなくなった。
きっといっぱい練習したんだな。
(連弾も、別にレッスンする中・・・)
すごいよ、すごい!頑張った!
大承認。
新しい学校で、きっと自分の立ち位置を探そうとしていたのかもしれない。
ピアノでは、ここまでちょっと成功体験がある。
コンクールで何度か・・・
それが、密かな彼女の自信の源だと思いたい。
大丈夫、ちゃんと○○ちゃんのの立ち位置、見つかるよ。
自信を持って行っておいで!
悲しみや 苦しみが
いつの日か 喜びに変わるだろう
アイ ビリーブ イン フューチャー
信じてる ( ビリーフより )