ピアノレッスン

音楽で免疫力を高めよう

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音楽で免疫力アップ

音楽は素晴らしい力を持っています。
人を感動させたり、人と人とを繋いだり。
音楽を奏でる喜び。
そして教育的に成長できたりと。

でも、みなさんは、音楽を聞いて、
なんとなくのりが良くなって元気が出てきたとか、
なんとなくゆったりした曲を聴いてたら、気持ちが楽になるとか?
そんな風に感じたりしたことないでしょうか?
音楽を聴いて、
なぜ元気になれるのか?
なぜ癒されるのか?

ということの研究が、脳科学的、医学的に盛んです。
音楽を聞いたりして、脳に何分後に作用するのか?
どんなホルモンが出て、どんな風に体に影響するのか?
ここではそうした音楽の可能性に迫っていきたいと思います

一般的にみられている音楽の顔からちょっと離れて、もう一つの音楽の顔、健康、病気の予防、そんな面を見ていきたいと思います。

健康と病気

みなさん誰しも、病気になりたくない。健康でいたいと思いますよね?
では、健康とは?
病気にならないとは?

健康とは?

健康の定義について、WHO憲章では、「健康」について、こうあります。
Health is a state of complete physical, mental and social well-being and not merely the absence of disease or infirmity.

健康とは、病気でないとか、弱っていないということではなく、肉体的にも、精神的にも、そして社会的にも、すべてが満たされた状態にあることをいいます。(日本WHO協会訳)

健康になるとは、心と体の環境を整えるのだということです。

心も悩みがなく、不安がなく、ポジティブに生活できて心も体も豊かな生活が送れることが健康です。
「憎まれっ子世に憚る」という言葉がありますが、こういう人ほど案外健康です。それは、気にしない、ストレスをためないなどで、実はストレスと上手に付き合っているのです。気にしないからストレスもたまらない。だから、病気になることもなく、健康でいられると言われています。

精神的なストレスがたまると、癌にもなりやすくなりますし、生活習慣病とか、風邪にもかかりやすくなります。
精神的に健康である事が重要です。

病気とは?

肉体の生理的なはたらき、あるいは精神のはたらきに異常が起こり、不快や苦痛・悩みを感じ、通常の生活を営みにくくなる状態。やまい。(ウェブ辞書より)

とあります。

病気の種類

こちらのサイトでは
https://medicalnote.jp/diseases/categories

1, がん
2, こころ
3, リウマチ
4, 外傷など
5, 感染症
6, 骨・関節
7, 周産期
8, 女性の病気
9, 新生児・小児
10, 生活習慣病
11, 先天性
12, 男性の病気
13, 中毒
14, 老人
となっており、

今気になる感染症も出てきます。

感染症とは

以下、首相官邸サイトより引用
https://www.kantei.go.jp/jp/headline/kansensho/index.html

ウイルスや細菌などの病原体が体内に侵入して増殖し、発熱や下痢、咳などの症状が出ることをいいます。
感染症には、人から人にうつる伝染性の感染症のほかに、動物や昆虫から、あるいは傷口から感染する非伝染性の感染症も含まれています。
感染してもほとんど症状が出ずに終わってしまうものもあれば、一度症状が出るとなかなか治りにくく、時には死に至るような感染症もあります。
感染症は、原因となる病原体や感染経路が異なるため、予防方法はそれぞれ異なりますが、基本的な予防方法は同じです。

国際的に脅威となる感染症対策

エボラ出血熱、中東呼吸器症候群(MERS)、ジカウイルス感染症及び薬剤耐性(AMR)は、国際社会にとって大きな脅威となっています。
このような国際的に脅威となる感染症に対し、政府一体となって、総合的な感染症対策の推進に着実に取り組んでいます。

厚生労働省のサイトを見ると

2類感染症のなかに今話題のコロナが入っています。

このサイトでは、医療ではなく、病気の予防という観点から、記事を書いていきます。

では病気の予防とはどういったことなのでしょうか?

病気の予防

予防医学という病気にかからないようにするため予防する医学があります。
予防医学とは、疾病の発生・経過・分布・消長とそれに影響をおよぼす原因を研究し、疾病の予防を行うことや、病気になりにくい心身の健康増進を図るための学問で、狭義には、「病気になってしまってからそれを治すことより、病気になりにくい心身を作るとあります。

つまり、病気の予防とは、
「病気になってしまってからそれを治すことより、病気になりにくい心身を作るということ。

そのためにも、病気になりにくい、心と体の環境を整えることが大事なわけです。

心と体についてみていきましょう

心と体

こころとからだ
普段からだは自律神経系・内分泌系・免疫系のバランスによって微妙に調節されています。しかしストレスによりこのバランスが崩れたりすると、からだの病気が生じます。逆にからだの病気はこころにも影響します。また日常のストレスは食べ過ぎ・飲みすぎといった不健康な行動を通しても間接的にからだの病気を引き起こすので、お互いの関係をよく知っておくことは大切です。

自律神経とは

呼吸や内臓の消化活動、血液の循環などの働きを、無意識でコントロールしているのが自律神経です。自律神経には、交感神経副交感神経があって、両方が常にバランスを取りながら機能しています。

内分泌とは

精神的なストレスはホルモンの分泌を変化させ、ホルモン系の異常が神経系や免疫系の作用に影響します。
内分泌系は、ホルモンを介してからだの機能を調節するシステムです。
ホルモンは脳下垂体をはじめ複数の内分泌腺から分泌される物質で、多くは血液によってほかの組織に運ばれて、そこでいろいろな作用を発揮します。

主な内分泌腺

ホルモンの主な種類

免疫とは

免疫とは、身体の外から侵入してきた細菌などの異物を排除する機能のことです。白血球は体内に入った異物を処理する役割で免疫に関与しています。

白血球には大きく分けて5つの種類(好中球・好酸球・好塩基球・リンパ球・単球)があります。
・好中球
白血球の多くを成しているのが好中球です。
・好酸球
好酸球は特に寄生虫の感染の際に能力を発揮します。
・好塩基球
好塩基球はアレルギー反応などに関与している
・単球
単球はマクロファージともいわれ、好中球よりもやや長い時間血中に存在して、細菌だけでなく古くなった不要な細胞も食べて(貪食)除去します。
・リンパ球
リンパ球は特にウイルスなどの小さな標的を攻撃する役目があります。骨髄やリンパ節、扁桃腺などのリンパ器官といわれる部位に多量に存在しています。

健康な状態の白血球は以下のような割合です。

病原体が入ってくるとそれと戦うために、白血球の数が増えます。

入ってきた病原体の種類に合わせて、白血球内の顆粒球、リンパ球、マクロファージなども、増えていきます。

ストレスとは

ストレスとは、外部からの様々なストレッサーと言われる、心理的、感情的、環境的、物理的な物による負荷や刺激により引き起こされます。
ストレス反応は脳から始まります。
ストレスの原因であるストレッサーからの情報が、感情処理に大きな役割をもつ脳の扁桃体に送られます。
扁桃体が危険だと判断すると、その情報は、視床下部へ伝えられます。
視床下部は、自律神経を通して身体全体に注意信号をを送ります。

交感神経の働きが優位になり、この状況で、逃げるのか、戦うのか様々な判断をします。
そのため、脳神経は興奮し眠気はなくなります。
機敏な反応や瞬発力を高めるために、筋肉が十分動ける様な状態にします。 肝臓からグリコーゲンを分解し血糖値を上昇させる事で、脳と筋肉のエネルギーを供給します。
呼吸は速く、かつ荒くなります。
気管支が拡張する事で、多くの酸素を体内に取り込もうとします。身体の重要な臓器に血液を集中させるために、末梢血管は収縮するので、手足は冷たくなります。
心臓はドキドキする事で、筋肉や脳に酸素や糖を、沢山送り込みます。
この事態には関係がない消化器の機能は抑制されます。
唾液、消化液は少なくなり、消化管の運動が押さえられます。

リラックスすると、副交感神経が優位となり、血圧が低下します。
消化器の機能は活発となり、唾液は多く、胃の動きは活発になります。
次の危機的な状態に備え、栄養を蓄えようとします。

この身体の緊急状態は短時間しか持ちません。
これが長く続と、当然体は消耗します。
むりして早く動かしていた心臓に、心臓疾患を引き起こしたり、脳は興奮しているため、不眠症となったり、頭痛が出現したり、胃潰瘍や肩こりなど様々な不都合な状態が引き起こされます。

ストレスホルモン

ストレスに関係するホルモンとして知られているのが、ノルアドレナリンやドーパミン、セロトニン。
脳内には約1000億個の神経細胞があります。
これらのホルモンは、1つひとつの神経細胞同士が情報をやりとりするときに必要な神経伝達物質としても働いています。

ノルアドレナリン

緊張や不安、集中、積極性をもたらし、ストレスに打ち勝とうとするときに働きます。
過剰になると攻撃的になったり、ヒステリーを起こしたり、パニックになったりします。

ドーパミン

喜びや快楽、意欲をもたらす働きがあります。
過剰になると過食や買い物依存、アルコール依存になったりします。

セロトニン

ノルアドレナリンとドーパミンの2つが過剰になって暴走しないように、調節しています。
ストレスがかかると放出されるノルアドレナリンは、自律神経に働きかけて心拍数を上げたり、血液量を増やしたりして、活動しやすい状態をつくります。
一方、ストレスになるようなツライ状況を乗り越えたときの達成感、うれしい気持ち、つまり快感をもたらすのがドーパミンです。
この2つをコントロールして、気持ちを安定させるのがセロトニンです。
ストレスによる心身のダメージを減らすには、それぞれの脳内物質のバランスが大事です。

脳と音楽

体は交感系、副交感系の神経に支配されています。
脳内はセロトニンとドーパミンによって、穏やかになったり行動的になったりしています。

脳細胞は約1000億個あり、情報伝達と情報処理をやっています。
そのメリハリは脳内の神経伝達物質が行います。
活性化する時はドーパミン、穏やかにするときはセロトニンが、交感神経と副交感神経のように動いています。
脳が活発に動いているときはベータ―波が出て、
音楽を聴いて安らかになるとアルファー波が出ます。
眠くなるとシーター波が出て、熟睡するとデルタ波が出ます。
また、脳が活発化する状態は持続性がないため、脳が疲れてしまいます。
一般的には45分から60分と言われています。
この間隔で脳を休ませれば、次の集中力を生み出せることにつながります。

脳波から見る集中力

仕事に集中し、思考していると、β波

やがて疲労する(約30分〜60分)

注意力が散漫

↓  → 有効な音楽の活用

脳を休める  → 再度、集中力が高まる

脳の特性

脳は、今自分が何をしてるかという認知に15分から20分かかります。
それが過ぎて、初めてその活動に対して受け入れてきます。
セロトニンを出すための行為を行なっていても、15分たたずにやめてしまったら脳には効果がないわけです。
脳が、今こんなことをしているんだとわかって、受け入れてくれるのに15分〜20分。
でも、やりすぎるとホルモンが出来すぎて、疲れてしまいます。

バランスが大事です。
やりすぎも効果がない
やらなさすぎも効果がない
ですぎも効果がない
出さなさすぎも効果がない

とても、デリケートなのです。

鬱(うつ)

うつ状態とは・・・物事に対する関心や取り組む意欲が失せて何もする気が起こらない状態が一日中ずっと、あるいはほとんど毎日、続いた状態

脳の中で感情をコントロールしている物質(神経伝達物質)のバランスが崩れてしまうことが原因のひとつだと考えられています。

ストレスを抱えていたり、心身ともに疲れている状態が続いたりすると、この神経伝達物質の量や働きも十分ではなくなってきます。なかでも、意欲や気分を調整する「セロトニン」や「ノルアドレナリン」といった神経伝達物質が十分に機能しなくなると、感情をうまくコントロールできなくなって、うつ状態に陥ってしまうといわれています。

攻撃的になっている時は、ストレスがかかって交感神経が働いている

ストレスホルモンが増えて、セロトニンが足りない

↓  →  セロトニンを増やして、ストレスホルモンを体の外に出したい

バランスが崩れる

落ち込んだり、塞いだりする

免疫力を高めるには?

1、体を温める
副交感神経が働いて、気持ち的にはゆったりした気分になり、リラックスした状態になります。
するとリンパ球が増えて、免疫力が高くなります。

2、自然のリズムにそった生活習慣を
朝起きて夜寝る、資源の光を浴びるなどは、セロトニンを出すので、副交感神経に働きかけて、免疫力が上がります。

3、適度な運動をこまめにとる
セロトニンが適度な運動をすることで出てきます。NK細胞を活性化させます。

これらの行為は、副交感神経を刺激することです。

音楽の不思議な力

昨今メディアなどで、音楽の不思議な力が、取り上げられています。

一般の方に
『聞きかじり、なんか記憶に残っている・・・でいいので『音楽ってすごい!』と思ったことを教えてください。」とアンケートを取りました。

すると、478回答が集まりました。
https://docs.google.com/document/d/1Y73sp6fxsJhJ60ewXEII7RjBir2Wa2stj_IQEG-Oaik/edit?usp=sharing
(転載禁止)

分類してみると

胎教、幼児教育と音楽(50)
記憶と音楽(75)
波動、リラックスと音楽(42)
病気、認知症と音楽(30)
音楽療法(9)
感情と音楽(38)
成長促進と音楽(78)
マーケティングと音楽(4)

胎教、幼児教育と音楽

赤ちゃんがお腹の中に音楽を流すと良い
音楽は胎教にいいと聞きます
胎教です。お腹に赤ちゃんがいることから、クラシックを利かせると頭が良くて音楽の才能がある子が生まれるなど。

記憶と音楽

音楽で過去の記憶や大切な思い出が蘇る
印象的な場面で流れていた音楽は何年経ってもその音楽が流れるとその場面を思いだす。
CMの曲をみんな覚えてるとき
昔のアニメの内容は覚えていないのに主題歌だけは全部歌える

波動、リラックスと音楽

音楽を聞かせた水を凍らせると、綺麗な結晶になる
高音でグラスを割る。
1/fのゆらぎが癒されるらしい
音楽を聴くとリラックスできる。
音楽を聴きながら泣くとストレス解消になること

病気、認知症と音楽

認知症になっても、小さい頃に聞いた歌を思い出せること。元気も出るしとてもいいらしい。
意識のない人に、本人の好きだった音楽を聞かせていたら涙が一筋こぼれた。
植物状態になった子供に、お母さんがずっと音楽を聞かせ続けていたら、意識が復活した。
相当認知症が進行していても、子供や若い頃に覚えた歌は空で歌える。

音楽療法

音楽療法で患者のストレス、または病気の一部が改善されることがあると聞いたことがあります。
"音楽療法。人は無論の事植物、動物にもいいらしい。
音楽療法でボケが治った事
音楽療法で心の病気がよくなる。

感情と音楽

怒っていても機嫌が良くなる音楽がある。
感情を動かすことができる
音楽は人の気持ちを動かすことができると思います。ただ普通のCMを見るより、小田和正さんが歌ってる曲が流れるだけで泣けそうになるCMがあるような。。
ロッキーのテーマを聴くと身体がざわつく
人の気持ちを操ることが出来る
気持ちが焦っている時、落ち込んだ時に、音楽を聴くと、気持ちが楽になる
音楽で感情が揺さぶられる

成長促進と音楽

牛にクラシック音楽を聴かせてストレスを減らして、いい肉質にするというのをテレビで見たことがあります。
野菜などの栽培にクラシックが良い
鰹節か何かを作る際に、クラシックを聞かせると美味しくなる。
ワインが美味しくなるとテレビで放送していた。
きれいな音楽を聴かせたら花がきれいに咲く
野菜のにならず、乳牛もモーツアルトを聞かせると乳の出が良くなるというのを聞いたことがあります。

マーケティングと音楽

お店で掛ける音楽によって売上が変わる
蛍の光=閉店、と反射的に感じること。
アパレル系のお店でBPMが速い曲を流すと売り上げが上がるということを聞いたことがあります。
小売店で蛍の光が流れると、もうじき閉店だと分かる

という興味深い結果に。
多くのかたが、様々な面で音楽の力を見聞きしているわけです。

音楽と代替医療

音楽の代替医療の研究が盛んです。

代替医療とは、医療に代わる自然医療の総称です。
具体的には、東洋医学(漢方・針灸・気功など)
をはじめとして栄養学、ハーブ(薬草)療法、ヨガ、マッサージ、ホメオ
パシー、アロマテラピーなどさまざまな民間療法があります。

特に、音楽療法はヨーロッパ、ドイツで盛んです。

音楽と病気予防

一般の方に浸透している情報、機関での研究をみても、音楽には病気を予防するだけの素晴らしいパワーがあります。

音楽が与える心理的効果で、ストレスの元になっている緊張や不安感を軽減することも可能です。

音楽とストレス

外部から何らかの刺激(ストレッサー)が加わると、
自律神経のバランスが崩れ、
内分泌の相互のバランスや
免疫も低下していきます。
ストレッサーが、直接免疫機能に影響を及ぼし、自律神経、内分泌の働きを変調させることもあるのです。
こうして体が変調をきたしていくわけです。

「音楽を聴く」ことには、数多くのストレス解消効果があると言われています
科学的にも音楽にはストレス解消をする性質があり、身体的に落ち着く効果があることが立証されました。

https://greatergood.berkeley.edu/article/item/why_we_love_music

研究の中で被験者のSuttie氏は「外科手術を受ける患者は、精神安定剤を投与されるよりも、音楽を聞いた方がストレスがより軽減されました」と報告しています。音楽を演奏することも同じような反応があるそうです。

音楽とうつ予防

うつの人は、脳のメリハリがない状態です。
いつもふさぎ込み、落ち込み、集中力がありません。
うつは脳が緊張することとリラックスすることの切り替えができない状態なので、能動的な音楽療法と受動的な音楽療法が効果を上げています。
能動的には歌を歌ったりすることで脳は活性化します。
受動的に音楽をBGMとして聴くことなどで脳のメリハリがとれるようになります。

音楽と自律神経

音楽で、副交感神経と交感神経に効果的に作用することも可能です。

気分が落ち着かないときや、憂うつになったときなど に、ストレスを解消しようと好きな音楽を聴こうとした り、琴線に触れるような音楽に接したりすると落ち込みが解消するようなことがあります。
これも、音楽という環境に自律神経が左右されている証拠です。
踊ったり、歌ったり、リズムをとったり、交感神経が働くのでストレス解消にいいわけです。

音楽と内分泌

音楽のストレス解消効果について、生理的指標を用いて内分泌学的側面から検討している研究は少な くないです。
リラクセーション音楽を聴いたグループとそうでないグループで
聞いたグループのコルチゾールが減ったという結果が報告されています

※コルチゾールは、副腎皮質ホルモンである糖質コルチコイドの一種
3種の糖質コルチコイドの中で最も生体内量が多く、糖質コルチコイド活性の約95%はこれによる。
ストレスによっても分泌が亢進される。
分泌される量によっては、血圧や血糖レベルを高め、免疫機能の低下や不妊をもたらす。

副腎皮質ホルモンである糖質コルチゾールの一種であるコルチゾール。
ストレスホルモンであるコルチゾールは、嫌な思いをしたり、不安になったり、イライラしたりと、
精神的なものが影響し、ストレッサーが働いて生成されます。

リラクゼーション音楽を聴くことにとって、コルチゾールは減ります。
セロトニンが分泌されて、コルチゾールを追い出すからです。
赤玉(コルチゾール)に白玉(セロトニン)が割り込んで、赤玉を追い出す

コルチゾールは、ないといけないものなので、出すぎても、少なすぎてもいけないものです。

音楽と免疫

音楽は、細菌を寄せ付けないという研究も数多くされています。
①ウィルクス大学の研究者は、音楽がIgAのレベルにどのように影響するかを調べました。IgAは、免疫システムの病気に対する防御の第一線の重要な抗体です。 学部生は、トーンクリック、ラジオ放送、なだめるような音楽のテープ、または静寂の4つの条件の1つに30分間さらされる前後に唾液IgAレベルを測定しました。 なだめるような音楽にさらされた学生は、他のどの条件よりもIgAの大幅な増加があり、他の音ではなく音楽にさらされると自然免疫が改善される可能性があります。

②マサチューセッツ総合病院の別の研究では、モーツァルトのピアノソナタを聴くことで、ストレスホルモンのレベルを下げることで重症患者をリラックスさせることができることがわかりましたが、音楽はインターロイキン-6の血中レベルも低下させました。

③2013年、著者のMona Lisa ChandaとDaniel Levitinは、音楽には免疫応答システムを増強する可能性があるが、これまでの知見は予備的なものであると結論付けました。 それでも、研究に関するある記事でレビチンが指摘しているように、「医学としての音楽の約束は、それが自然で安価であり、多くの医薬品に見られる望ましくない副作用がないことだと思います。」

高周波音効果について

2000年、当時千葉工業大学の教授だった大橋力氏が、人間は音として認識出来ない『20khz以上の高周波音』も身体で感じることが出来、高周波音はリラックス・ストレス軽減・免疫力増加などの癒し効果が確認出来たとして『高周波音効果(ハイパーソニックエフェクト)』を米国生理学会の学会誌で発表しました。
米国生理学会(英語版)の学術誌Journal of Neurophysiology(英語版)のウェブサイトでは長年閲覧上位にランクされるなど高い関心を集めています。

対象者に高周波音がある音楽とない音楽を聞き比べてもらったところ、個人差はあるものの、先述の効果が科学的に見られたということです。また、ジャングルなど自然の多い環境の他、高級オルゴールやバリ島のガムラン音楽などが高周波音を多く発生させるのが分かり、実験にはオルゴールも使われました。

”ハイパーソニック・エフェクトとは、人間の可聴域上限をこえる超高周波成分を豊かに含み高度に複雑に変化する音が、基幹脳――脳幹・視床・視床下部など、美しさ・快さ・感動を司る報酬系の拠点となるとともに体の恒常性や防御体制を司る自律神経系・免疫系・内分泌系の最高中枢をなす領域――を活性化する現象に基づく複合的な心身賦活反応の総称です。
それは、領域脳血流の増大、脳波α波の増強、免疫活性の上昇、ストレス性ホルモンの減少、音のより快く美しい受容の誘起、音をより大きく聴く行動の誘導などに及びます。こうした効果をもつ音――ハイパーソニック・サウンド――は、人類の遺伝子が進化的に形成された熱帯雨林の環境音や邦楽をはじめとする民族音楽の中に見出されています。また驚くべきことに、耳に聴こえない超高周波振動を感受しているのは、耳ではなく体表面であることを明らかにしました。”

参考:文明科学研究所サイトより(大橋力氏が所長。論文の概要なども掲載されています)

高周波音の認知症の予防効果について

2018年3月に放送された健康番組『健康カプセル!』では白澤卓二氏(お茶の水健康長寿クリニック院長)がオルゴールを使った認知症予防法について解説をし、「安価なオルゴールでも高周波音が発生しており、側頭葉の聴覚野が刺激され認知症予防に良い」との報道がありました。

超高周波以下のような楽器がハイパーソニック・エフェクトを強く発現させる代表例に挙げられる。
ガムラン
チェンバロ
琵琶
尺八
楽器ではないが、熱帯雨林

特別な周波数528Hz

音を厳密に解説するとそれは周波数に特徴があると言われています。
周波数の中でも528Hzが特別だと言われる理由は、他の周波数よりもヒーリング効果が高いとされています。
周波数というのは一秒間に音が波打つ数の事なので、528Hzというのは1秒間に528回波打っている(振動している)という事です。
人間の体は60~70%が水分でできており、音は水分に対して良く振動しますから、528Hzの音を聴くことは、その音の振動を体全体で浴びる事になるということです。

1/fゆらぎ

自然現象においては、人の心拍の間隔、ろうそくの炎の揺れ方、電車の揺れ、小川のせせらぐ音、目の動き方、木漏れ日、蛍の光り方などがあります。
1/fゆらぎの効果は世界中で研究されており、「1/fゆらぎに関する国際シンポジウム」が 40年以上にわたって2年ごとに世界各国持ちまわりで開催されています。
生物に与える効果について、 1/fゆらぎは 快適性と関係があることが判明しています
人間の生体は五感を通して外界から 1/f ゆらぎ を感知すると、生体リズムと共鳴し、自律神経が整えられ、 精神が安定し、 活力が湧くと考えられています。

物理学者の武者利光による研究で、自然界の1/fゆらぎ音を聴くと脳内がα波の状態になり、人間の生体にリラクゼーション効果をもたらすと発表されています。
ヒーリング・ミュージックの効能の説明にも使われる言葉であり、規則正しい音とランダムで規則性がない音との中間の音で、音響振動数のゆらぎが生体リズムのゆらぎと同じ音楽は 人に快適感やヒーリング効果を与えると考えられています。
1/fゆらぎは研究が進むにつれて、 結晶の格子振動、地球の自転、自然現象、生物など多岐に及んで、 いわゆる名曲と言われるものも1/fゆらぎを示すことが分かってきています。
1/fゆらぎが一部の人間の歌声にも現れると主張されることもあります。

モーツァルト効果

モーツアルトの曲には、528Hz音楽と同じように、身体をリラックス状態に導く副交感神経を刺激する音の特性が豊富にバランスよく含まれていることが医学的な研究から判明しています。
音の高い周波数とゆらぎ、そして倍音(音同士の協調で、さらに高い周波数の音になること)と呼ばれる音の特性が、ストレスや働き過ぎ、あるいは不安や悲しみなどで過度に作用する交感神経のはたらきにブレーキをかけることがわかってきました。

モーツァルト バイオリン協奏曲K218やK219。
モーツァルト以外ではバッハのG線上のアリア、
中国の二胡の曲なども高い効果を得ているそうです。

和合治久・埼玉医科大学教授の研究
実験では、がん患者にモーツァルトの曲を聴いてもらい、がん細胞と闘うリンパ球の数を調べたら、聴いた後にリンパ球が増えるという実験結果を得ました。
健康な人での実験では、体温が上がり、唾液量が増えるとともに、血圧や心拍数が安定化しました。
唾液中の免疫物質は増加する一方で、ストレスホルモンは減少するのです。

ぜひ、音楽を有効活用して、病気予防、健康増幅に!

記事監修

内多陽子 

H9.3兵庫県立医科大学附属武庫川看護専門学校卒業
正看護師国家資格取得
H17.5 日本ヒーリング音楽協会認定ヒーリング音楽1級カウンセラー取得
H17.12 AEAJ認定アロマアドバイザー取得
同年同月音楽の癒しJHMAコンクール本選金賞受賞

神戸市西区にてピアノ教室主宰

ライター紹介

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