旦那がすっごい花束をもらってきました。

陽子「すっごい!すっごい!私ももらったことないかも?
こんな大きい花束!!
誰にもらったの?」

旦那「飲み屋の常連さんたち。」

ここで陽子考えます。
えーと、なんのお祝いだっけ?
頭をひねっても、ぜんぜん出てきません。
やばい・・・何か忘れているかな?汗

仕方なく
陽子「ところでなんの?お祝いだっけ?」
と小声で聞きました・・・

旦那「社長就任の。」

陽子「え?社長就任て、まだだったの?」

旦那「いや、去年の12月。」

( ̄◇ ̄;)

陽子「それ、飲み屋のみんなにいつ言ったの?」

旦那「2週間前」

陽子「なんでまた、それまで言わずにいたの?」

旦那「だって、いきなり今日から社長ですって、言いづらいというか、自信がなかったというか。」

陽子、呆れ顔で「にしても、一年間も?」

旦那、反論
「なってみたらわかるよ!!
社長として、やって行けるかとか、
理事会に認められるかとか。」

なってみたことがないので、もちろん反論できず。
始めてこの一年間の旦那の気苦労がわかりました。
ちなみに、中小企業で、これまで世襲の役員決め。
外部からの初の社長ということで、かなりプレッシャーがあった模様。

旦那孝行は、落第点です。
ははは。

でも、言えたってことは、一つクリアーできたんですよね。
よかった、よかった。
おめでとさん。

・・・8年前、ものすごい底辺を味わった彼。
家族みんなで耐えた。
でも、やはり彼自身が一番。
そう、耐えたよね。粘ったよね。諦めなかった。
その成果。
私はなにもできなかった・・・